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英検とTOEFL iBT®️との違いは?

皆さんは、英検とTOEFL iBT®の違いをご存知でしょうか。
ここでは、日本の中学生に馴染みの深い英検とTOEFL iBT®を比較し、その違いを徹底解説していきます。

英検とTOEFL iBT®、どちらがいいの?

結論から言えば、英検とTOEFL iBT®では受験する目的が異なります。
ここでは、英検とTOEFL iBT®のレベル差について解説しながら、それぞれの試験の目的の違いについて説明します。
はじめに、英検では級ごとにテスト内容が異なり獲得点数によってその級の合否の判定が行われるのに対し、TOEFL iBT®には合否判定はなく、スコアという形で結果が伝えられます。
このように、英検とTOEFL iBT®では級ごとの合否かスコアかと評価方法が異なります。
こうした異なる英語試験同士のレベルを比べる際、CEFR(セファール)という指標が用いられます。
CEFRとは、簡単に言えば国際的な語学力のものさしであり、世界中で広く活用されています。

英検とTOEFL iBT®の難易度の比較

CEFRは外国語の4技能(読む、聞く、書く、話す)の習熟度および運用能力を「A1」「A2」「B1」「B2」「C1」「C2」の6段階で評価します。
それぞれのレベルが表す習熟度および運用能力は以下の通りです。

・A1、A2…基礎段階の言語使用者
・B1、B2…自立した言語使用者
・C1、C2…熟練した言語使用者
A1が最も低く、C2が最も高いレベルを表します。

英検とTOEFL iBT®をCEFRの指標に換算すると以下の通りです。

・A1…英検:3級〜準2級、TOEFL iBT®:該当なし
・A2…英検:準2級〜2級、TOEFL iBT®:該当なし
・B1…英検:2級〜準1級、TOEFL iBT®:42〜71
・B2…英検:準1級〜1級、TOEFL iBT®:72〜94
・C1…英検:1級、TOEFL iBT®:95〜120
・C2…英検:該当なし、TOEFL iBT®:該当なし

このように、TOEFL iBT®はCEFRのA1、A2のレベルには対応しておらず、英検と比べてレベルが高い試験であることがわかります。
こうした難易度の違いから、英検とTOEFL iBT®では対象とする受験者や、受験する目的が異なります。

英検とTOEFL iBT®の試験内容の違い

英検とTOEFL iBT®ではTOEFL iBT®の方がハイレベルな試験であるということがわかりました。
ここからはそれぞれの試験内容の違いについて見ていきます。
英検とTOEFL iBT®は、どちらも「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の4技能を測ることができる試験ですが、その出題内容は大きく異なります。
英検は、受験する級によってレベルは多岐に渡りますが、日常生活から学校、職場など、主に社会生活で必要な語彙力が求められます。
それに対しTOEFL iBT®では、大学の講義やディスカッション等の場面を想定した内容が出題されるため、求められる語彙もアカデミックな内容となります。

英検2級の土台を作ってからTOEFL iBT®にチャレンジを!

英検とTOEFL iBT®では、求められる語彙が大きく異なるということを説明しました。
海外留学を目指すためには、まずは高校卒業レベルに相当する英検2級レベルの内容を、4技能において固めることが大切です。
その上でTOEFL iBT®の対策を行い、アカデミックな語彙を身につけることで、留学先でも通用する実用的な英語力の習得を目指す必要があります。
留学のためには、留学のための勉強が必要です。
英検やTOEFL iBT®について正しく理解し、学習段階や目標に合わせて取り組むことで、ぜひあなたの進路に役立ててください。

(参考資料)
大学入試英語成績提供システム参加予定の資格・検定試験とCEFRとの対照表
TOEFLiBTスコア(ETS Japan)
英検各級の目安(公益財団法人 日本英語検定協会)