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カリフォルニアが留学先No1である理由

アメリカ留学の定番として長年人気の高いカリフォルニア州。全米で日本人留学生は18,000人ほどいますが、その内の5,000人以上がカリフォルニア州で学んでいます(2019年)。カリフォルニア州の何がそこまで日本人留学生を魅了しているのでしょうか。

ここではカリフォルニア留学のおすすめポイントをご紹介いたします。

温暖で過ごしやすい気候!休日は人気の観光地で

旅行や留学で人気の高い海岸部は、年間を通して大きな気温差がない地中海性気候で、夏でも涼しい海風が吹いてくることが多いため、大変過ごしやすく感じます。冬場は雨が多く、朝晩は冷えるものの、5℃未満になることは滅多にありません。

2023年12月にロサンゼルスに本拠地を置くドジャーズへの移籍を決めた大谷翔平選手も、この「気候」が入団の決め手となったと一部で報道されています。

温暖な気候で知られるカリフォルニア州ですが、南北の長さが約1,240㎞と長く、地域によって気候が異なります。海から離れた内陸部では、冬は寒く、夏は非常に暑くなりますのでご注意ください。

カリフォルニア州にはディズニーランド・パークやユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、ゴールデン・ゲート・ブリッジなどの観光地が集まっているため、休日は外出も楽しめます。主要都市はいずれも海に面しているので、サーフィンやホエールウォッチングなどのマリンアクティビティにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

海や都市部が注目されがちですが、自然も豊かです。実はカリフォルニア州は、他のどの州よりも国立公園が多く、ユネスコの世界自然遺産に登録されたヨセミテ国立公園など9つあります。大自然の中でキャンプやトレッキングなどを、お楽しみください。

アジア人率が高く、留学初心者も安

カリフォルニア州はアジアに最も近い場所にあり、日本からは飛行機でのアクセスも良好です。東京発ロサンゼルス行きの直行便だと、10時間ほどで着きます。

州全体の人口は3900万人ほどですが、日系人が約48万人住んでいて、人口の15%以上に当たる578万人がアジア系です。移民も多いため、現地の人々も第二言語で英語を使うことに慣れています。また様々なアクセントの英語が飛び交っていることから、きれいな英語を話さなければいけないというプレッシャーを感じることがなく、英語に自信がない学生や留学経験のない学生も、挑戦しやすい環境であると言えます。

日本町やコリアンタウン、中華街などもあり、食べなれた食べ物も容易に手に入れることができるので、遠い国での留学生活で食に感じるストレスも少なく済むはずです。

レベルや希望に合わせた学校選択!学びの幅が広がる環境

カリフォルニア州には大まかに分けて4つの大学システムがあります。

1. 研究活動に重点を置いたカリフォルニア大学(Universitu of California:UC)
2. 実践的な教育と教員の養成に重点を置いたカリフォルニア州立大学(California State University:CSU)
3. 地域住民への高等教育・生涯教育の場としての機能を持つ2年制のコミュニティカレッジ(California Community College:CCC)
4. 私立大学

1~3の大学は、システム内に複数のキャンパスがあり、キャンパスごとに大学として成り立っていることが特長です。

UC系の大学には、日本でも教育水準が高いことで知名度の高いUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)やUCバークレー校などがあり、私立大学にはスタンフォード大学やカリフォルニア工科大学などがあります。世界屈指の名門大学に挑戦できることも、カリフォルニア州が留学先として人気が高い理由の一つです。

アメリカ国内で留学生受け入れ数No1!サポートが豊富にあります

アメリカ国内で一番留学生を受け入れている州として知られているカリフォルニア州ですが、日本人留学生の数も最多です。キャンパス内に留学生センターがある大学も少なくありません。留学生を対象としたオリエンテーションで大学生活に必要なことを学んだり、他の留学生との交流を深めたりできるため、不安なく留学生活をスタートできるでしょう。

たくさんの留学生が集まる地域となっていることから、語学学校の数も豊富です。正規留学に必要な英語力が不足している場合は、大学付属の語学学校をお勧めします。キャンパス内の設備を学生と同じように使えることも多く、語学コース終了後に大学進学ができるコースもあります。

学校の数が多いカリフォルニア州では、幅広い選択肢の中から自分が学びたい分野やコースをレベルに合わせて選べます。他国から移り住んできた方が多い多民族エリアとなるため、文化や食の違いから疎外感を感じることも少ないでしょう。更に留学生へのサポートも手厚く、満足度の高い留学生活を送れることが、カリフォルニアへの留学人気を高めたと考えられます。