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TOEFL iBT®️はどんな試験?

皆さんは、TOEFL iBT®️がどのような試験かをご存知でしょうか。
TOEFLは「Test of English as a Foreign Language」(直訳:外国語としての英語テスト)の略称で、海外で教育を受けるための英語力を測るテストです。
世界中の約150カ国で実施されており、知名度の高いグローバルな試験です。
ここでは、ワオ高校でも取り入れているTOEFL iBT®️がどのような試験か、詳しくご紹介していきます。

TOEFL iBT®️とは

TOEFL iBT®とは、大学・大学院レベルのアカデミックな環境で必要とされる英語力を、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を測定するテストです。
米国やカナダを始めとする海外の大学・大学院への正規留学の際に、入学審査基準の1つとしてTOEFL®テストのスコアが要求されることが多いです。

TOEFL iBT®️の試験概要

TOEFL iBT®テストは、以下のような構成になっています。

◇Reading
パッセージの数:3~4 × 設問数:1パッセージあたり 10問
試験時間:54~72分
◇Listening
講義:3~4題(1題あたり6問)+会話:2~3題(1題あたり5問)
試験時間:41~57分

◇Speaking
Independent Task: 1問+Integrated Task: 3問
試験時間:17分
◇Writing
Integrated Task: 1問+Independent Task: 1問
試験時間:50分

試験はすべてコンピュータを使って行われ、試験時間は休憩時間を除き、178~180分です。

TOEFL iBT®️に取り組むメリット

ここまでTOEFL iBT®️の試験内容についてご紹介してきました。
TOEFL iBT®️を受けたことがない方にとっては、ハードルがやや高く感じられたかもしれません。
しかし、これから留学を目指す方にとっては、TOEFL iBT®️のテストでハイスコアを取得することはもちろんのこと、TOEFL iBT®️の勉強に取り組むこと自体に大きなメリットがあるのです。

1つ目のメリットは、TOEFL iBT®️に取り組むことでアウトプット能力を伸ばすことができる点です。
従来の日本の英語教育では、リスニングやリーディングといったインプットの能力が重視されてきたため、日本人にはアウトプットが苦手な人が多いのが現状です。
しかし、海外留学を成功させ、グローバルに活躍していくためには、アウトプットの能力向上は不可欠です。
TOEFL iBT®️には、リスニング、リーディングに加えてライティングとスピーキングのセクションもあります。ライティングとスピーキングのテストでは、資料をリーディングしてそれに関連するリスニングをした上でライティングまたはスピーキングで答える統合型の出題(Integrated Task)もあります。そのため、TOEFL iBT®️に取り組むことで、インプットとアウトプットの能力をバランスよく伸ばしていくことができます。

2つ目は、TOEFL iBT®️で出題される問題のトピックに、海外の大学で多く扱われる、アカデミックな内容が多いという点です。
TOEFL iBT®️の試験に出題されるトピックは、人類学や歴史、物理学、化学、テクノロジーなど多岐に渡ります。
これらのアカデミックな内容に英語で触れる経験を積んでおくことは、海外の大学に進学する上で大きなアドバンテージとなります。
語学力の向上を目指すことはもちろんですが、教養や専門的な内容を英語で学ぶ土台を培っておくことで、大学進学後の学びをさらに充実させることができるでしょう。

まとめ

ここまで、TOEFL iBT®️について詳しくご紹介してきました。
TOEFL iBT®️に取り組むことは、留学を目指す方にとって多くのメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。
TOEFL iBT®️のテストでハイスコアを目指すことはもちろんですが、TOEFL iBT®️の勉強を通してアウトプットスキルを伸ばすことや、アカデミックな内容に触れることは、グローバルな進路を志す皆さんにとって大きな意味のあることです。
ぜひ、TOEFL iBT®️に本気で取り組み、世界に通用する英語を身につけましょう。

(参考資料)
TOEFLiBTテスト構成(ETS Japan)