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オーストラリアに旅発つ3人にエール!思いをつないだ長期留学壮行会

 

1月11日、ワオ高校の岡山本校にて2023年度長期留学に参加予定の3人にエールを届ける壮行会を開催しました。

会場となった体育館にはワオ高校の校旗と、長期留学先となっているオーストラリアの国旗が掲げられ、大きなスクリーンが前方中央に設置されていました。

壮行会には教職員はもちろん、バーチャルキャンパスを通してワオ高生たちにも参加してもらったのですが、大掛かりな設備を目の前にして会場に通された3人は少し緊張している様子でした。


それぞれの留学に向けた思い


会の序盤で、3人には自作のパワーポイントを使用して、抱負を発表してもらいました。

留学で楽しみなことや挑戦してみたいこと、1年後にどんな自分になってみたいかなどの思いをまとめる作業は、自分自身の気持ちと向き合う良い時間にもなったのではないでしょうか。

発表のトップバッターはN君。

昨年参加したオーストラリアへの短期留学で見つけたお気に入りのレコード屋さんに行くことや、日本では受けられないオーストラリアならではの授業を受けることが楽しみだと話しました。

高校留学後のこともすでに考えていて、海外大学へ進学することが彼の目標です。

2番目の発表はY君。

「先生、僕が全部してもいいですか?」と、パワーポイントの操作を自分でこなし、マイクを片手に思いを語り始めました。

彼が目指しているのは「友達100人!」。日本人とつるまず、英語漬けの環境に自分を追い込むことで英語力を上げていきたいとストイックに挑戦することを宣言しました。

ラストはK君。

阪神タイガースの岡田監督の物まねを取り入れながら、コミカルに発表を進めていきます。

たくさんの人と交流をして、有名になりたい!英語をペラペラになりたい!」と意気込んでいました。長年している格闘技も続けていくそうです。


様々な形で3人を激励


長期留学2年目となる今年度の壮行会には、昨年度の壮行会にはないプログラムが組み込まれていました。

前年度留学をした前期生たちから英語でメッセージをもらう「先輩たちからのエール」です。

東京からオンラインで参加してくれたN君。

流ちょうな英語でのスピーチに、会場で見ている先生方から歓声が上がりました。

N君はもっとオーストラリアでの勉強を続けたいと、今年度も1つ上の学年で留学を続ける予定です。

次のSさんも、高知からオンラインで参加してくれました。

オーストラリアでは多様性や文化の違いについて多く学んだそうです。日本では経験できないことをたくさん体験できるよ、と3人に声を掛けます。

最後は唯一リアルで参加してくれたM君。

「楽しいことばかりじゃない、家に帰りたくなるかもしれない。僕が気持ちを固めるのは少し遅かったけど、君たちには躊躇せずに挑戦してほしい」とメッセージを送ってくれました。本人の実体験を交えた言葉は、ストレートに3人の胸に刺さったのではないでしょうか。

トリを飾ったのは、軽音部と有志の先生方による「Fight Song」です。

この日のためにひそかに練習を重ねてくれていました。くじけそうになった心を奮い立たせてくれる歌です。

たくさんの人に背中を押してもらい、いつの間にか3人の表情も晴れやか。大きな拍手と共に、壮行会は幕を閉じました。


まもなく旅発つ君たちへ


楽しいばかりの短期留学とは異なり、長期留学ではしんどい思いをすることも少なくないでしょう。

現地の学生や他国からの留学生とともに英語で授業を受けること、家族や友達と離れ全く異なる環境の異国で生活をすることは、高校生の君たちにとって間違いなく人生を変える大きなチャレンジとなるはずです。

大小の挫折を乗り越え、1年後に成長した姿をまたここでお伝えできることを、今から楽しみにしています。Good luck!

 

2024/01/17

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