お知らせ・生徒の活動
ハワイ大学での留学生活~卒業生が語るリアルな経験~
あけましておめでとうございます!
2025年がスタートしましたね。
年末年始は田舎に帰省したり、帰ってきた家族を迎えたり、友達と集うなど、色々な人と「再会」する機会が多くあったのではないでしょうか。
留学コースにも、そんなうれしい「再会」の場がありました。2024年3月に卒業し、夏に進学のために渡米した卒業生が冬休みを使って日本に帰ってきました!
ということで、今回は留学先のキャンパスライフについてお伝えいたします。
話を聞いたのは、ハワイ大学に特待生として進学したTさん。
冬になって気温が下がったと言っても平均23度くらいある南国の地から日本へ帰ってきて、さぞ凍えているだろうと思いましたが、「意外と平気」だそうです。
Tさんの住まいは1年生向けの学生寮です。
同じフロアには同じく特待生の生徒たちが暮らしています。
部屋は二人部屋で、ルームメイトはコロラド出身のアメリカ人。ハワイの大学なので地元の方が多いイメージでしたが、アメリカ本土から来ている学生が多いそうです。
部屋にはベッドと机、クローゼット、棚などが備え付けであり、寝具など必要なものは現地で購入。
買い物に便利なワイキキまではバスで30分ほどと、利便性の高い場所にキャンパスがあります。
買い物に出かけやすい環境にいるものの、ハワイが元々物価の高い場所であることに加え円安もあり、なんでも高く感じてしまうとTさん。極力必要のない外出はしないで支出を抑えているそうです。
Tさんは心理学専攻ですが、1年生の内は卒業に必要な科目を多くとることになるため、まだ本格的な心理学の勉強は始まっていません。
前期で学習したのは英語2クラスとHawaiian Studies(ハワイの歴史や地理、文化などを学ぶ科目)2クラス、そして心理学の基礎のクラスでした。
Hawaiian Studiesはオンラインの授業なので、自室で受けることができます。ワオ高校の延長のようですね。
英語のクラスは留学生にとっては必須となっていて、空いている時間に取るため15人ほどの少人数で授業を受けます。
心理学の基礎は200人もいる大きなクラスで、毎回講演会のような雰囲気だそうです。
また心理学のクラスにはlab(ラボ)と呼ばれる実習型の授業もあり、少人数でより学びを深めることができるようになっています。
学期ごとに15単位ほど取っていけば卒業できる計算となっていて、毎日の授業数は1コマということが多いそうです。
「授業数は少なくても課題の量が多いから、結局1日勉強で終わってしまうんですよ~」と言いつつも、楽しそうなTさん。
「英語や勉強で苦労していることはある?」と聞くと、予想通り「ありません」と即答でした。
努力家でなんでも楽しむマインドを持っている彼女らしい答えだなと、なんだかうれしくなります。
とは言え、ハワイに行ったばかリの頃は勉強の量に疲れを感じることもあったそうです。
そんな時に彼女を癒してくれたのがキャンパス内にあるJapanese Garden(日本庭園)。
今はそんなに行っていないようでしたが、話を聞いていると、今は色々と話せる友達ができ、勉強のコツもつかめているからだろうなと感じました。
必須科目や基礎的な教科が多いものの、後期にはお気に入りの教授が担当している統計心理学の授業を取っているので、それが楽しみと笑みを浮かべながら話してくれました。
海外での生活で気になるのが、食事。
Tさんは寮生なので、ミールプランを使って食堂で食べています。平日の朝夕のプランで1週間に10食、お腹が空かないからお昼は食べない主義と聞いて驚きました。
一番好きなメニューは日替わりスープ。「好きというか、一番マシなんです」、と食事には少々不満がある様子。
週末はスーパーで購入したり、たまに外食をしたりしているそうですが、1度だけ日本食が食べたくなって焼き魚定食(サバ)に挑戦、、、そのお値段なんと$28(4,300円)!!日本ではとにかく物価が安くて、ご飯がおいしくて幸せをかみしめていると話してくれました。
つかの間の休息、ご家族や友達、そしておいしいごはんからしっかりとエネルギーを補給してハワイに戻っていくでしょう。
今度Tさんが帰ってくるのは夏休み。帰国時には気になっていた心理学の授業のことを教えてもらう予定になっているので、どうぞお楽しみに!