お知らせ・生徒の活動

三軒茶屋でアメリカに出会う~テンプル大学ジャパンキャンパスを訪問!~

7月30・31日に実施された「English Camp 2025 in Tokyo」の熱気が冷めやらぬ中、翌8月1日(金)、グローバルコース担当スタッフが単独でテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)を訪問しました。津波警報が落ち着いたと思ったら、今度は台風接近という落ち着かない天候でしたが、幸運にもキャンパス訪問時は雨がやみ、晴れ間がのぞいていました。

ベンチが置かれた芝生スペースやカフェテラス風スペース

 

東京・三軒茶屋駅から徒歩7分ほど。カフェや商店が並ぶ街並みの中に突然現れるスタイリッシュな建物がTUJのキャンパスです。夏休み期間中で学部生の姿は少なかったものの、世界中から高校生が参加するサマープログラムが開催中とあって、キャンパス内はとてもにぎやかでした。受付やラウンジでは英語が飛び交い、まるでアメリカに足を踏み入れたかのような感覚に。

コミュニケーション学科の生徒が集うスタジオ、本格的な機材がそろう

 

今回迎えてくださったのは、Assistant Dean(副学部長)の竹本さん。さらに、この春開校した京都キャンパスからもスタッフが来校中で、大学の「今」についてリアルな声をうかがうことができました。

毎晩何かしらのイベントや話し合いが行われているラウンジ

 

アメリカから日本へ——世界が注目するジャパンキャンパス

竹本さんのお話によると、アメリカ本国の社会情勢の影響もあり、ここ数年、アメリカから日本のキャンパスへの志願者が急増中。特に京都キャンパスは、アメリカ出身の学生が多数を占めており、学期中は東京・京都の両キャンパスとも“アメリカそのもの”の雰囲気になるとのこと。円安の影響もあり、日本での就学に魅力を感じる学生が増えているそうです。

ただ一方で、大学側としては「もっと日本の高校生にも来てほしい」と強く願っているという言葉が印象的でした。

個室ブースも完備、オンライン授業もここで入ることができる

 

通信制高校生にもやさしい、テンプルの魅力とは?

テンプル大学は、グローバルコースの生徒たちにとっても日本で学びながらアメリカの学位が取得できる貴重な選択肢です。通信制高校の生徒が魅力的に感じるポイントも多くありました。

教授たちの個室、生徒たちが話しかけやすいようガラス戸にして中が見えるようにしているそう

 

 

① 少人数クラスでの対話中心の授業

東京キャンパスでも最大45名、京都では20名以下のクラスも多く、大人数の教室が苦手という生徒にとっても心地よい空間に。自分のペースでじっくり学べる環境があります。

各フロアの廊下の一角に設置された自習室、入室すると自動で点灯する

 

② キャンパスの雰囲気が完全にアメリカ

教員も学生も、アメリカ本国から来た人が中心。国内にいながら海外留学と同じような空気を味わえます。在学中希望すればアメリカの本校やイタリアキャンパスで学ぶこともできます。4年間海外に行くことに不安がある生徒も踏み出しやすいのではないでしょうか。

 

③ オンライン授業や京都キャンパスも拡充予定

現在オンライン授業の強化も進めており、今後より柔軟な学びが実現していく予定です。設備の中で驚いたのは、教室内の天井に設置されたマイク。これは、オンライン授業の生徒にも臨場感を届けるための工夫で、遠隔でも教室の会話がしっかり拾える仕組みになっているそうです。
学生数の増加にともない、京都キャンパスでもさらに設備・カリキュラムが充実するでしょう。

天井に複数設置された大型のマイク

 

次回はぜひ生徒とともに

建物自体はそれほど大きくないものの、教室や自習スペース、パソコンルームなど、学びに集中できる空間が整っていました。生徒数が増えてもキャンパス内で生徒が快適に過ごせるよう、あちこちに居場所を作っているそうです。

いつも誰かが座っているぼーっとするスペースも各フロアに完備

 

また、東京キャンパス周辺では空き店舗を活用したサテライトオフィスや学生アクティビティスタジオの整備も進んでいます(▶詳細はこちら)。街全体が“テンプル大学の街”へと変わっていくという構想も、とてもユニークですね。

 

今回は教員のみの訪問でしたが、「次回はぜひ生徒たちと一緒に訪れたい」と強く感じる一日でした。実際に足を運び、キャンパスの空気を吸うことで、将来の選択肢がリアルに見えてくる—そんな場を、これからも積極的に作っていきたいと思います。

 

 

2025/08/01

おすすめ記事