お知らせ・生徒の活動
海外進学、どこの国を選ぶ?〜進学セミナーで未来を描く〜
10月30日(木)、ワオ高校グローバルコースでは、海外大学進学セミナーを実施しました。
講師にお迎えしたのは、留学アドバイザーでもある小室先生。今回は特に、アメリカとマレーシアをメインに、各国の教育制度や進学ルートの特徴、生活環境まで幅広くご紹介いただきました。
世界中から選べる進路。どこで、何を学び、どんな未来を描きたいか——。
そんな問いに向き合う、濃密な1時間となりました。
アメリカ:コミュニティカレッジという新しい選択肢
アメリカといえば「留学先の王道」として多くの生徒が思い浮かべる国ですが、近年は物価高や円安の影響もあり、コミュニティカレッジ(2年制大学)への進学が注目されています。
コミュニティカレッジは、
- 学費が比較的安い
- 小規模でサポートが手厚い
- 成績が取りやすく、名門大学への編入実績も多数
といったメリットがあり、実は今、アメリカ国内の学生にも人気が高まっているルートとのこと。アメリカの大学を目指す生徒にとって、「コミカレ+編入」という流れは、これからますます有力な選択肢となりそうです。

マレーシア:コスパよく、国際的な学びを
もう一つの注目エリアが、マレーシア。近年、アジアの中で高等教育の国際化が進んでいる国のひとつです。
- 学費・生活費ともにリーズナブル
- 1年目から専門課程に入るため、短期間でスキルを身につけられる(大学課程は3年だが、英語力・成績によってはファウンデーションコースからスタート可能)
- 多民族国家(マレー系・中華系など)で英語が広く使われている
- 医療・鉄道インフラが整い、治安も安定
- 航空チケットが安く、東南アジア各国へも気軽にアクセス可能
マレーシアの大学ではイギリスやオーストラリアの大学の分校も多く開校しており、他国の教育を“マレーシア価格”で受けられるという大きなメリットも。
アジア圏での進学を考えている生徒にとって、非常に魅力的な選択肢です。

その他の国もそれぞれに魅力が!
オーストラリア、イギリス、カナダなど、その他の人気国についても簡単にご紹介がありました。
- オーストラリア:南半球にあるため日本と季節が逆。TAFE(職業訓練施設)など、多様な学びのスタイルが選べるのが魅力。
- イギリス・カナダ:就労ビザの取得が比較的しやすいことから、将来のキャリアにつなげやすい。イギリスは大学院志望者にもおすすめで、大学ランキング上位校も多数存在。
- どちらの国も多くの大学が公立であることも特徴です。
セミナーを終えて
今回のセミナーを通じて、生徒たちは「海外進学といっても、こんなに選択肢があるんだ」という驚きと発見を得ていた様子。
進学する国によって、教育制度、学び方、生活環境、そして将来のビジョンまで大きく変わってきます。
“自分にとって本当に合っているのはどこだろう?”
そんな視点を持って、これからじっくりと進路を考えていってほしいと思います。海外進学を希望している生徒には、定期的にカウンセリングを実施し、望む進学が叶うようていねいにサポートしていくので安心してくださいね。
小室先生、わかりやすく、そして現実的な視点でのご講演をありがとうございました!

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