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オーストラリア留学生活のリアル H君のアルバイト体験

オーストラリアで留学生活2年目を迎えているH君。今回は、学校の外での挑戦、アルバイトについてご紹介します。

 

留学生もアルバイトが可能

オーストラリアでは留学生も条件付きでアルバイトが可能です。通常は2週間で48時間までという制限がありますが、ターム休み中はその制限がありません。

 

寿司レストランでの仕事

H君が働くのは、韓国人オーナーとマネージャーが運営する寿司レストラン。日本で言う回転寿司のようなスタイルのお店です。2年間勤めた日本人スタッフが辞めるタイミングで応募し、見事面接一発合格。現在は週22時間前後勤務しています。

初日から巻き寿司や握り寿司の作り方を徹底的に学び、ターム休みには朝から夕方までシフトに入り実践を重ねました。今ではお客様に自信をもって提供できるまでに成長しています。

 

責任ある役割と人間関係

Accounting(会計学)を履修している強みを活かし、店の会計業務も任されるように。頼りにされる存在となり、仕事へのやりがいが大きくなったことに加えて、時給も18ドルかから22ドルに上がりました。オーストラリアの最低賃金は25ドルとされていますが、年齢や経験によって減らされます。高校生のスーパーマーケットやコンビニでのアルバイトとなると、12ドル前後が一般的。H君はかなりの高給取りですね!

一方で、休憩なしの長時間勤務の日もあり「ブラック気味」と笑う場面も。そんな中で癒しとなっているのが、店のおばちゃんが作ってくれる美味しい賄いだそうです。

また、同僚や先輩にご飯へ連れて行ってもらったり、勤務後にドライブやクラブへ出かけたりと、学校では得られない交流の輪も広がっています。「働くこと × 英語 × 異文化交流」を一度に経験できる環境だと本人も語っていました。

 

成長の手ごたえ

アルバイトを通じて、英語での接客技術や会話力は格段に向上。責任を持って働く姿勢も身につき、学校での勉強とはまた違った形で自分を成長させているようです。

H君にとって寿司レストランでのアルバイトは、語学力の向上だけでなく、人間関係や責任感を育む大切な場となっています。留学生活のもう一つの大きな学びのフィールドと言えるでしょう。

 

シェアハウスでの生活

南オーストラリア州では18歳未満の留学となるとホストファミリー宅での生活が基本ですが、18歳以上になるとアパート暮らしも可能。H君も現在は友達とシェアハウスをしながら、自立した生活を送っています。「汚いのが嫌なので、他の人がしなくても共有部分まで結構僕が掃除してるんですよ。簡単なものですが自炊も続けています。」とその日はおいしそうなお手製豚丼風弁当をほおばっていました。

日本と比べて物価の高いオーストラリア。アルバイト代の多くが食費や生活費となるそうです。

留学生活2年目に入り、学校とアルバイト、そしてシェアハウスでの生活。多方面で成長を重ねるH君でした。

 

2025/09/21

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