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「International Student Award」を受賞!N君、卒業おめでとう
日本で秋と言えば修学旅行や運動会などの学校行事が思い浮かびますが、南半球にあるオーストラリアでは春、そして卒業シーズンとなります。
ワオ高校から留学し、提携校の最終学年であるYear12で学んでいたN君も10月24日に無事卒業しました!
欧米の卒業式はキャップにガウンをイメージするかもしれませんが、提携校のレイネライーストカレッジではYear12の学生だけが着ることができる名前入りのジャケットを着て卒業式に出席します。
日本だと卒業式は日中に行われますが、平日ということもあってか提携校での卒業式は18時半スタート。
保護者や来賓も加わり、総勢1000名以上の方々に見守られる中一人ひとり卒業証書を受け取りました。
実は卒業式前日に提携校で留学生担当を務めている先生から、ワオ高留学コースの教員に連絡がありました。
「N君の個としての著しい成長をたたえ、留学生代表の卒業生として表彰することになりました!ワオ高校の紹介もすることになったから、バーチャルキャンパスの様子がわかる画像などを送ってほしい」と。
毎年この「International Student Award」で表彰されるのはたった1名。大変名誉なことですね。
表彰されることは本人には内緒、だったので、「祝辞が長い、、、、」とぼーっとしながら聞いていたN君はいきなり自分の名前が呼ばれてびっくり!「何事??」と慌てて壇上に上がり、笑いを誘ったそうです。
大勢の参加者の前でN君の留学ストーリーとこれまでの頑張り、功績を先生からたたえてもらい、胸が熱くなったことでしょう。
後にInternational House(留学生棟)にN君の自画像もペイントされる予定です。後世に残る業績ですね!
写真からもお分かりの通り、おめでとうムード全開の中みんな笑顔で卒業します。
日本の卒業式のように泣いている生徒はいません。これも文化の違いかもしれませんね。
卒業式の次の日にも卒業生を対象とした朝食会が午前7時に開かれました。
朝食サービスは卒業式当日に提供される学校も多いそうなのですが、提携校では卒業式の翌日。
前日の卒業式が終わったのが20時、それから家族で夕食を囲み、話をしてなどしていると就寝時間が遅かった生徒も多く、出席率はあまりよくなかったとか。
学校であると思い込んでいた留学生も多く、N君も当日登校してから会場が別の場所だとわかり、慌てて移動したそうです。来年度参加するみなさんは、しっかりと場所を確認してくださいね。
卒業式後も試験を受けに数日学校に行かなくてはいけません。そのためN君は「あまり卒業したという実感がありません」とのことでした。
卒業後は一度日本に帰国をする予定のN君。友達から「お別れ会を開かないの?」と聞かれたそうです。
日本だとお別れ会は「開いてもらうもの」ですが、オーストラリアでは誕生日会もお別れ会も主役となる生徒が主催となり、友達を招待するのが一般的。費用も主役が持ちます。
「今まで自分が主催してパーティーや食事会をしたことがなくて不安です」ともらしていたN君。
帰国前の週末にバーベキューハウスでお別れ会を企画し、無事最後の一大イベントを終えたのでした。
帰国後は岡山本校でスクーリングに参加したり、東京キャンパスで今年度長期留学をする生徒の壮行会に参加したりと、忙しくなりそうです。
留学中はバーチャルキャンパスで色々な話を聞いていましたが、実際に会って話を聞くことを教職員一同とても楽しみにしています。