お知らせ・生徒の活動
オーストラリア留学で見えた未来!海外大学進学を目指す先輩が語る

9月20日(土)、ワオ高校のオンラインイベント「ワオ高留学体験談」が開催されました。登壇したのは、オーストラリアで留学生活2年目を迎えているH君。自身の経験をもとに、学び・生活・進路について堂々と発表してくれました。
留学のきっかけと不安
小さい頃から海外に憧れを抱き、短期留学を経て「これだ」と感じ、長期留学を決意したH君。不登校の経験があることもあり、出発前に不安だったのは友達づくりや4年ぶりの「毎日登校」に戻れるかどうか。多くの生徒が心配する英語力については、意外と楽観的に構えられていたと振り返ります。特に役立った準備は留学前にもしていた料理や生活スキル。英語でのリーディングやライティングが得意だったH君ですが、一方で「もっとやっておけばよかった」と語ったのは英会話でした。留学当初読み書きはできても、話すことは慣れていないと「話すことを考えている内に会話が終わっている」状態になっていたそうです。
学びのスタイルと挑戦
Reynella East Collegeでは、英語やビジネス、会計学などを中心に履修。日本よりも自主性が重んじられるスタイルで、2000ワードのレポートと10分間の授業プレゼンに挑戦するなど、課題のレベルも高いものです。自身でテーマを決めた研究プロジェクトでは「真の自由とは何か」を問い、哲学・心理学・政治学を横断的に探究しました。発表の中で「先生との関係は自分から動くことで深まる」とも語り、自立的な学びが成長につながっていることが印象的でした。
進路とこれから
留学を通して「日本の大学進学は現実的ではない」と感じ、オーストラリアでの進学を選択。現在はオーストラリア国内での大学を目指して勉強に励んでいます。まだ具体的な職業像は定まっていないものの、ビジネス・会計系を中心に国際的な環境で学び、将来のキャリアにつなげたいと話しました。
後輩へのメッセージ
最後に後輩へのアドバイスとして英語の勉強法を交えて話してくれました。不登校時代も通信制高校であるワオ高校での学びも、そして実際に通うことが求められるオーストラリアの高校でも自ら計画を立てて挑むことを継続してきたK君。留学したことで挑戦へのハードルが低くなり、自ら動ける人になっていったそうです。
留学をしたいなと思っている人はぜひ、思い切ってはじめの一歩を踏み出しましょう。新たな自分との出会いが待っているはずです。