ワオ高校の長期高校留学プログラムがスタートした当初から、生徒を受け入れてきたのが、南オーストラリア州アデレードにある Reynella East College（レイネラ・イースト・カレッジ） です。幼稚園から高校までが同じ広大な敷地内にあり、地域の教育拠点として知られる総合校。学校の近くには野生のカンガルーやコアラを見ることができる公園があり、周辺にはブドウ畑が広がるなど、自然が豊かでゆったりとした雰囲気も魅力です。

留学生を支える安心のサポート体制

Reynella East Collegeは、留学生の受け入れに非常に積極的な学校です。留学生サポートチームには新たにスタッフが加わり、より手厚いサポートができる体制へと進化しました。中心となるのは、日本語が堪能で高知在住経験もあるアダム先生夫妻。地域で空手道場を運営しており、日本文化への理解も深く、初めて海外で生活する生徒にも親身に寄り添ってくれます。

自然と交流が生まれる留学生棟

この学校ならではの特長が、留学生専用の建物があること。広々とした共有スペースにはキッチンが完備されており、昼休みには留学生や日本語を学ぶ現地の生徒たちが集まって国際交流の場となっています。ランチタイムには母国料理を作ってふるまう生徒もおり、自然な形で多文化の交流が生まれているのが印象的です。ISEC（留学生向け英語集中コース）の規模も大きく、英語力に不安のある生徒でも安心してスタートできる環境が整っています。

充実した施設と多様な学び

レイネラ・イースト・カレッジの広大なキャンパスには、南オーストラリア州で最大級の体育館（バスケットボールコート4面分）をはじめ、自動車整備工房、美容実習室、木工作業場など、実践的な学びを支える施設がそろっています。現地の学生にはVETプログラム（職業教育・訓練課程）の人気が高く、車の整備、美容、木工、調理など、実際の職業体験に近い学びを高校段階から経験できます。留学生で今までそのプログラムで学んだ人はいないとのことでしたが、留学生は通常かかる追加費用が免除されるとのことだったので、興味がある分野があればぜひチャレンジしてもらいたいです。

スポーツや芸術分野にも力を入れており、バスケットボールやサッカー、バレーボールなどのクラブ活動も盛んです。

国際的な学びの拠点として

Reynella East Collegeには留学生を歓迎する文化が学校全体に根づいていて、現地の生徒も積極的に交流に参加していました。授業以外にも、地域交流イベントや学校行事を通じて、異なる文化を理解し合う機会が数多く用意されています。

Reynella East College は、安心のサポートと多彩な学び、そして温かな人間関係が共存する学校。ワオ高校の生徒たちが一歩を踏み出す最初の留学先として、まさに理想的な環境といえるでしょう。