お知らせ・生徒の活動
提携校紹介!Norwood International High School

ワオ高校には南オーストラリア州に複数の提携校があり、高校長期留学を希望する場合はしたいことや興味があること、進路希望などを聞きながら、行き先を決めていきます。
この1月から最も多くの生徒がお世話になるのが、アデレード市内にある Norwood International High School(NIHS)。全校生徒1650名ほどの大規模校で、国際的な教育に力を入れています。
留学生の受け入れ体制
留学生は最大150名の定員で、現在約130名がGraduate Program(高校の卒業資格を得るプログラム)に在籍。英語力が通常クラスで求められる基準に満たない場合はISEC(Intensive Secondary English Course)で15〜20人の少人数制クラスからスタートし、英語力をしっかりと鍛えた上で通常クラスに加わるから不安なく留学生活を始められます。現在学校には日本人教師が2名在籍し、日本人留学生の良き相談相手にもなってくれているそうです。留学生には必要に応じて家族とのオンライン面談や通訳の手配、病院への同行なども行われ、不安なくスクールライフを送れる体制が整っています。
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学びの選択肢
カリキュラム面では、南オーストラリア州の高校卒業資格であるSACE(South Australian Certificate of Education)のほか、国際バカロレア(IBDP, IBMYP)、職業教育につながるVETプログラム、大学進学準備のHeadstart(University Pathways)など、多彩な選択肢があります。語学プログラムも充実しており、中国語・イタリア語・日本語・ドイツ語・ギリシャ語を学ぶことができます。さらにSTEM、ローイング(ボート競技)、イタリア語イマージョンなど、特色ある特別プログラムも提供されています。
IBDPについては2年間の履修を前提としたハードなプログラムであるため、基本的に1年間の留学を前提とするワオ高生には推奨していません。ただし、ATAR(オーストラリアの大学を目指す際に必要な得点)の取得を目指さない留学であれば、SACEとIBの授業を組み合わせるなど、柔軟な履修も可能です。クラス規模はIBDPが11〜22人、SACEが22〜29人と、それぞれのスタイルに応じた環境が整っています。
留学生をサポートしてくれる頼もしいNorwoodのスタッフとワオ高グローバルコース教員
国際交流と展望
学校名に「International」とある通り、留学生の数は年々増加中。International Student Leadership Committee(留学生同士が中心となり、学校生活や行事を盛り上げたり、交流を深める活動を行う委員会)やTutoring(個別の勉強サポート)、現地での課外活動など、留学生同士や現地生徒と交流できる仕組みも豊富です。世界各国に提携校を持ち、相互交流も積極的に行っており、2028年には大規模な国際交流イベントも予定されています。
Norwood International High School は、安心できるサポート体制と、柔軟で多彩な学びの選択肢を兼ね備えた学校。ワオ高生にとって、挑戦と成長の舞台となる留学先のひとつです。