お知らせ・生徒の活動
海外インターから通信制高校へ|法学部進学を目指すMさんの挑戦
グローバルコース生紹介第2弾。
今回は、2025年4月にワオ高校へ転入してきた2年生のMさんをご紹介します。
海外で育った幼少期
2011年3月の東日本大震災をきっかけに、当時4歳だったMさんは両親の故郷・カンボジアへ渡りました。その後、幼稚園から高校までインターナショナルスクールに通い、英語環境の中で育ちます。

幼少期のMさん。カンボジアにて
小学5年生のときにはIBコースのある学校へ転校し、国際的なカリキュラムのもとで努力を重ねてきました。しかし、カンボジア国内情勢の不安定さや祖母の他界をきっかけに、環境を変える決断をし、日本へ帰国。帰国に対しては、不安ばかりだったといいます。
「インターしか知らなかったので、日本の学校も、日本語だけの環境も、すべてが不安でした。」
当初は日本国内のインターナショナルスクールも検討しましたが、なかなか自分に合う学校が見つからず、さらに「アルバイトにも挑戦したい」という思いもありました。そんなとき、お母さまが見つけてくれたのがワオ高校グローバルコースでした。
英検取得を目指すカリキュラムには不安もあったものの、TOEFL講座があることや、英語・留学・海外大学進学に特化している点に魅力を感じ、入試相談スタッフの話を聞いて安心できたことが、入学の決め手となりました。
転入後、支えてくれた仲間たち
グローバルコースの授業はオンライン中心。最初は緊張していたMさんでしたが、初回授業から同じクラスの生徒が話しかけてくれ、同じ講座を受けている生徒同士のグループLINEにも招待してもらいました。
英語講座は学年ではなく英語力別でクラス分けされますが、学年の壁はほとんど感じなかったそうです。
「講座の時間に現れないと、“忘れてない?”って連絡をくれて、本当に助けられました。」
支え合う環境の中で、安心して新生活をスタートさせることができました。

バイトで磨いた“日本語力”とコミュニケーション力
転入して約1年が経とうとしていますが、この1年を振り返ってみて頑張ってきたことの一つがアルバイトです。週に3回しているおにぎり屋さんでのアルバイトでは、おにぎりを作るだけでなく、おかずの調理や接客まで担当。
その経験を通して、日本語力が大きく向上したといいます。
「買い物で店員さんに話しかけるのも怖くなくなりました。」
対人コミュニケーションにも自信がついたそうです。
受験に集中するため、インタビュー翌日をもってアルバイトは卒業。忙しい日々の中でも、アルバイトのない日は法律関連の勉強を含め1日8時間ほど学習に取り組んでいます。
将来の夢は「裁判官」
小学校6年生の頃から抱いている夢があります。
「悪い人たちがきちんと裁かれる社会を作りたい。」
将来は法学部に進学し、裁判官を目指したいと語ります。その熱い思いは、12月に開催されたワークショップ発表会のスピーチでも披露されました。真っ直ぐな言葉で語られた将来への決意は、会場にいた多くの人の心に残りました。

昨年度のEnglish Campにて。みんなの前で堂々と話すMさん
勉強の合間のリフレッシュ
息抜きはカラオケ。友達と行くこともありますが、ひとりで2~3時間歌うこともあるそうです。お菓子作りも好きで、勉強の合間の楽しみになっています。
海外インターで育ち、日本で再スタートを切ったMさん。通信制高校という選択肢の中で、自分の目標に向かって着実に歩んでいます。
グローバルコースには、さまざまなバックグラウンドを持つ生徒がいます。それぞれの経験を力に変え、未来へ進んでいます。

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