お知らせ・生徒の活動
2024年度新入学より新・留学コース始動!ワオ高校の留学コースのご紹介
今、社会全体の流れが変わってきています。先の読めない中で、如何にして未来を切り開いていくかが⼤きな課題です。
そんな中でも、変化を楽しみながら乗り越える⼒を身に付けてほしいという思いで、ワオ⾼校では哲学を中⼼とした「教養探究」という科⽬を設置しています。
教科書による基礎科⽬と教養探究、更にそれに加えて発展型としてのオプションプログラムも設けています。それが留学コースと起業コースです。
海外では教養(以下、リベラルアーツ)は広く学ばれています。
そのリベラルアーツが⽣きた例として有名なのが、アップルの創業者の⼀⼈、スティーブ‧ジョブズのケースです。
ジョブズはオレゴン州ポートランドのリードカレッジでカリグラフィー(文字を美しく見せる手法)を学び、「その⾯⽩さに魅了された。」と言っています(この時点で彼はすでに大学を中退していたので「モグリ」で授業を受けていたのですが)。
カリグラフィーの授業の中では、飾り⽂字や様々な書体、活字の組み合わせにおけるスペースの空け⽅など、⽂字を美しく⾒せる秘訣を学習します。
彼がここで得た知識は、後にアップルの⼤ヒット商品となったパーソナルコンピュータ「マッキントッシュ」の開発で役に立ちました。カリグラフィーの手法を⽣かし、美しいタイポグラフィを内蔵した初めてのコンピュータは世界に衝撃を与えました。
留学コース
「教養」と今やグローバルスタンダードとなっている「英語⼒」、この2つを学ぶコースとして設置されているのが、1年間の正規留学を基本としたワオ⾼校の留学コースです。
日本では⾃分がやりたいこと、それが突拍⼦もないものであればあるほど、否定的にとらえられがちです。
一方で海外では等身大の夢を持つことを笑われることはなく、周りもその夢を応援してくれることが多いように思います。また⽇本ではなかなか体験できない経験ができ、それが⼤きな糧になることも少なくありません。
実際に現在⻑期留学をしているワオ⾼⽣も、留学をきっかけに⾃分がやりたいことを見つけ、目標に向けて歩んでくれるようになりました。
ワオ⾼校の⻑期留学プログラム
ワオ⾼校は南オーストラリア州教育省と提携を結んでおり、首都のアデレードに5つの提携校があります。留学に際してはカウンセリングを行い、⽣徒に応じた留学先をこれらの学校の中から選定しています。
2つのプログラム
ワオ⾼校の留学コースでは、⼊学時点の英語⼒に応じて2つのプログラムを⽤意しています。
⾼校での⻑期留学を⽬指す「⻑期高校留学プログラム」と、海外⼤学への進学を⽬指す「海外⼤学進学プログラム」です。
グローバルスキルワークショップ
⽇本⼈は自己肯定感が低い⼈が多いと⾔われています。自信がないと能動的に動くことができず、⾃分を変えていくことが難しいだけでなく、⾃分の夢を叶えるハードルもぐんと上がってしまうでしょう。
海外の⼈たちは自己肯定感が高い方が多く、自信をもって積極的に⾏動しています。
では自信を持つためには何が必要なのでしょうか。
その答えは「⾃分をよく⾒つめ、⾃分の強みを発⾒すること」です。
⽬標を⾒つけて達成するまでの過程も実は偶然まかせではなく、スキルがあればより確実なものになります。「グローバルスキルワークショップ」では、⾃⼰分析から⽬標達成に⾄るまでに必要な様々なスキルを学んでいきます。
以前はこのワークショップを、⻑期留学に向かう⽣徒に対してのみ個別に⾏っていましたが、2024年度からは通年のカリキュラムにも導入することになりました。
ダブルディプロマ‧プログラム
留学コースの一つの特長がダブルディプロマです。
ダブルディプロマプログラムでは、最終学年時に1年間留学することで、ワオ⾼校とオーストラリアの⾼校、両⽅の卒業資格を同時に取得できます。ダブルディプロマを取得するには、条件が3つあります。
①⾼校2年次後期から1年間の留学であること。
②英検2級A以上を取得していること。
③⾼校1年次‧ 2年次の成績があわせてGPA3.0以上であること。
英検2級Aに満たない場合は、ダブルディプロマではない長期留学を案内しています。
この場合、1年次の留学であればYear10又はYear11に、2年次であればYear11への留学となります。
英語⼒が英検準2級以下の場合には、まずISECという留学⽣クラスに所属し、十分な英語力を身に付けられるようサポートを受けられるのでご安心ください。
ワオ⾼校の留学プログラムでは本校を休学・留年することなく、1年間の留学ができるので、⾼校留学を1年間しても3年間で⾼校を卒業することができます。
ただ留学に⾏く前・⾏った後の履修は、通常より短期間でこなさなければいけないため大変です。
また留学先ではビザ要件として出席率80%や⼀定の成績を維持することが求められるため、真剣に取り組まなければいけません。良い評定をキープするため、⼊学時から計画的に学習しましょう。
オーストラリアでの義務教育は、⽇本の⾼校1年⽣に相当する「Year10」までとなっています。
ただイギリス系の教育制度の特徴で段階的に複数の進学ルートに分かれていくなど、ルールが州によって異なることもあり、制度が非常に複雑です。
その中でポイントの一つとなるのが、「Year12」です。⽇本の⾼校3年⽣に相当する学年ですが、Year12の時に⼤学の1年時に履修する内容を学習するため、オーストラリアでは⼤学を3年間で卒業することができます。
ワオ高校留学コースの⼊学試験について
留学コースの試験には、ワオ⾼校のすべてのコースで実施される共通の⾃⼰PRシート、⾯接試験に加えて独⾃の課題があります。事前に課せられる英語での簡単なエッセイです。また英語⼒を知るために、⾯接時に簡単な英語での会話も⾏います。
スカラシップ制度
ワオ⾼校では、オプションコースに対して「スカラシップ制度」を⽤意しています。
様々な学業や活動に取り組み、専願で受験する中学3年生の⽅を対象とした制度で、特待⽣に選ばれると⼊学⾦や受講料が⼀部免除となります。
スカラシップ制度は英検の級に応じて⼊学⾦のみを免除する「A特待」、オプション受講料の50%が追加で免除される「T特待」(英検2級保有)、オプション受講料が80%免除になる「S特待」(英検準1級以上保有)の3段階に分かれています。
免除、減免の対象は下の図の中で⻘いマーキングした部分の⾦額となりますので、ぜひチェックしてみてください。
詳しくは、留学コースのHPをご覧ください。
また、随時、個別説明会・相談会も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。