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僕を変えたオーストラリア高校留学 体験記3

体験記3つ目は2年間の留学を終えて帰国したN君です。
留学をしようと思ったきっかけは短期留学。英語を勉強したいというよりも、何かに挑戦したいという思いで留学を決めたそうです。
留学に行くことを決めてからは英語の勉強をがんばり、約1年後に英検2級を取得。オーストラリアに旅立ちました。
留学1年目のN君
ステイ先の家族構成はホストマザーとホストファザー、そしてホストブラザーでしたが、ホストファザーは単身赴任で別の場所に住んでいたため、ほとんどの期間は3人暮らし。ホストファミリーが忙しい人たちだったので、自然と自立した生活ができるようになったと思うと話してくれました。
留学当初、英語で思うように気持ちを伝えられずホストファミリーとちょっとしたトラブルになったことがありました。
「ワオ高校と提携校の先生が間に入り話をしてくれて、本当に助かりました」とN君。
留学中ワオ高校の職員に相談があれば、素早く提携校の先生と問題を共有し、対応しています(何かあった時にはしっかりと支えるので、英語にまだ自信がない、という場合でも不安なく飛び込んできてくださいね)。
2年間の留学生活ではYear11と12を経験したN君。
最初の年は会話がままならず、オーストラリア訛りの英語を聞き取ることにも苦労したそうですが、徐々に慣れてきてYear11の終わりごろには英語のレポート課題も難なくこなせるように。
最終学年のYear12では授業の時間が減り、空きコマが増えました。
難易度は上がっているはずですが、N君の英語力が上がったこと、そして空き時間に課題をすることができたため、最終学年とは言え大変と感じたことはなかったそうです。
ただ自分で進めていかなければいけない課題が多く、モチベーションを保つことには苦労したようでした。
Food&Hospitalityの授業で作った色鮮やかな料理
N君が一番印象に残っている授業は、留学生向けの英語でした。直接英語力の向上につながったことに加えて、授業を通して他の国から来た留学生の友達がたくさんできたことが、留学当初抱えていたN君の不安を軽くしてくれたそうです。
学校生活に慣れてくると、同じ授業を取っていることや先生からのサポートを機に現地の友達もできました。
提携校には日本から来た留学生もいましたが、N君は英語力を伸ばすために日本人留学生とは少し距離を置き、できるだけ英語漬けの環境を作ることに努めていました。
オーストラリアは日本に比べて大らかで、時間にルーズ。バスは時間通りに来ませんし、授業にちょっとくらい遅刻しても特に怒られません。間違っても笑われることはなく、自分の主張はしっかりします。
そんな中で過ごしたせいか、N君もあまり小さなことにこだわらなくなり、ミスをすることへの恐怖心も減り、積極的に色々なことに取り組めるようになりました。
「まぁ、ミスをしすぎてもう慣れちゃったというのもあるかもしれませんが」とN君は笑いますが、そばで成長を見守っていた職員一同、この2年間で明るく、そしてとてもたくましくなったなと感じています。
そして意外なところにも変化が、、、、それは姿勢!
姿勢の悪さで知られる日本人ですが、オーストラリアに行って周りの人の姿勢が良いので、N君も日々姿勢に気を使っていたそうです。
留学前は猫背で視線を落として話していましたが、今では背筋をピンと伸び、しっかりと人の目を見て話してくれるようになりました。
一足先にオーストラリアの高校で卒業式を終えて帰国したN君。3月にはワオ高校での卒業式が待っています。
オーストラリアの提携校とワオ高校、2つの卒業証書を手に、卒業後は海外の大学へ進学予定です。
新たな旅立ちについては、また追ってこちらからご報告します。どうぞお楽しみに!