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僕を変えたオーストラリア高校留学 体験記2

長期留学プログラム体験記、2回目の今回はH君です。
前回登場してくれたD君と同じように、1月末から2年目の留学生活をスタートしています。
もともと海外への憧れが強かったH君ですが、留学を決めた一番の理由は環境を変えたいと思ったから。
ワオ高校で開催した1回目の短期留学に参加し、帰国後は英語力を上げるために日々英語の勉強を頑張っていました。
またH君は生活リズムを整えるためコンビニで早朝のバイトにも励み、留学中に使うおこづかいもしっかりと貯めていました。
ホームステイ先は60代の落ち着いたご夫婦のお住まい。毎日のご飯が豪華でそれがとにかくうれしい、と笑みをこぼしていました。
留学前にバイトで貯めたお金を使い、現地の楽器店にて思い切ってドラムも購入! お気に入りのドラムを演奏することも家での楽しみの一つだそうです。
学校では自分から話しかけることが恥ずかしくて友達作りに少し苦戦するものの、それも最初だけ。音楽やドラム演奏、映画鑑賞など、共通の趣味を通じて友達が増え、一緒に楽器屋さんや映画館に行くなど、気の合う仲間と充実した日々を過ごしていました。
友達の影響で日本ではしたことがなかったジム通いにもはまっているとか。放課後は毎日ジムに行くことが習慣となっているようです(確かにたくましくなりました!)。
楽しく学校生活を送るためには、とにかく恥ずかしがらず自ら動くことが大切だと思うと、話してくれました。
さて、では学校の勉強はどうなのでしょう?
オーストラリアの学校では数学や化学など日本と共通する科目もありますが、マインドフルネスやドライバーセーフティなど、日本の学校ではあまり聞き覚えのない授業も多くあります。
H君が特に印象に残っている授業はビジネス。最後の課題では自分が開発したビジネスのアプリを発表して高評価をもらうことができました、とにっこり。
英語力については日常生活の中でリスニング力とスピーキング力が伸びたなと実感するとともに、自分で調べてレポートを書く課題が多いため、元々得意だったリーディングとライティングの力も更に磨くことができたと感じているそうです。
1年間の留学で1番楽しかった思い出は、9月にあったRoyal Adelaide Showと呼ばれる農業祭。
170年以上も続く伝統的なイベントで、様々な催し物やアトラクションがあります。H君も友達と出かけ、移動遊園地や屋台でお祭り気分を満喫したようでした。
話している間、時に声を上げてよく笑うH君に「留学に行って変わったと思うところ」を聞いてみると、周りからすごく明るくなったと言われるし、自分でもネガティブだったのにポジティブになったなと思います、と照れ笑い。
「とりあえずやらなくちゃいけないことが多くて、嫌だなと思うことにももちろん取り組まなくちゃいけなくて、、、それを繰り返していたら、まぁ、なんとかなるって思えるようになったんです」と、為せば成る精神を身に付けた経緯を語ってくれました。
留学に行き、それまで遠く感じていた将来のことも考えるようになったとか。
今は学校の勉強と並行してIELTS(オーストラリアやイギリスなどの国で、大学出願時に英語力を示すために必要な英語の試験)や会計学の勉強もスタートし、将来は海外の大学でビジネスを勉強したいそうです。
「留学に興味があって、行けるチャンスがあるなら絶対行くべき! ぜひ挑戦してみてください」と、最後に留学を目指す後輩へのメッセージもくれました。
2年目の留学でH君がまたどのような変化を見せてくれるのか、とても楽しみです。