お知らせ・生徒の活動
2年目の長期高校留学に挑戦中!~オーストラリアで迎える最終学年~

現在、ワオ高校からは3名の男子生徒がオーストラリアの提携校にて、長期留学プログラムを活用して学んでいます。そのうち2名の生徒は、昨年の留学を経て今年度も現地校に残り、2年目の留学生活を送っています。
通常、長期高校留学プログラムは1年間。1年目は、提携校で修得した単位をワオ高校の単位として認定できるため、休学することなく卒業・進学が可能です。しかし希望があれば、さらにもう1年現地校で学び続けることも可能。2年目の留学を選んだ生徒は、ワオ高校を1年間休学し、現地の卒業資格取得に挑戦しています。
現在、2年目を迎えた2名の生徒は、南オーストラリア州の高校でYear12(最終学年)に在籍中。昨年度のYear11では英語での授業に慣れることから始まりましたが、今年は卒業を見据え、課題やプロジェクトに多くの時間を費やしています。
Year12の時間割は特徴的で、履修内容によっては午前中の授業がなかったり、午後早めに終了したりする日があることも。とはいえ、自由な時間は課題や調査・レポート作成に充てられることがほとんどで、「授業がない=楽」ではないというのが現地のリアルな声です。
このように、ワオ高校に在籍しながら海外で卒業資格を取得できる仕組みは、ワオ高校グローバルコース独自のダブルディプロマプログラムによるもの。このプログラムを活用すれば、オーストラリアの高校卒業資格と日本の高校卒業資格の両方を得ることができます。
通常、日本の高校を卒業してオーストラリアの大学へ進学するには、ファウンデーションコース(大学準備課程)を1年履修する必要があります。しかし、現地の高校を卒業していれば、この課程をスキップして大学に進学できる場合もあります(進学先や専攻によって異なります)。
また、海外高校卒業資格や長期高校留学の経験は、日本国内の大学への進学においても大きなアピールポイントになります。現在留学中の2名も、国内外の希望大学進学に向けて、提携校での履修や英語力の向上に日々励んでいます。
そしてYear12ならではの特典も!Year12の生徒しか参加できない学校行事が多数あります。先日彼らが参加したディナーパーティーもその一つ。南オーストラリア州全土のYear12留学生が一堂に会し、豪華な食事を堪能しました。会場は歴史的な美しい建物。約300名の生徒が集うなか、2人もスーツ姿で登場し、フォーマルな雰囲気の中で他校の生徒と交流を楽しんだそうです。
2年目の留学生活もまもなく折り返し地点。学びだけでなく、人との出会いや文化的な体験も含め、彼らにとってかけがえのない時間が続いています。今後もその成長の様子を引き続きお伝えしていきます!