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第1期卒業生~留学で自分が好きになれた-卒業生が語る、留学のススメ
前回に引き続いて留学コースの卒業生M君をご紹介します。
M君はワオ高校で短期留学、高校長期留学を経験し、つい先週カリフォルニア州立大学チャネル校での大学生活をスタートするため、アメリカに旅立ちました。
「自分を変える」留学
高校時代、「今のままじゃだめだ、社会に出る前に何かやっておかないと」という思いから長期高校留学にチャレンジしたM君。
長期高校留学ではホストファミリーのところに滞在しますが、M君のホストファミリーは60代の女性の一人暮らしでした。
毎日いろんな話をし、毎週土曜日にはベーカリーに朝食を食べに行くなど、良好な関係を築いていたそうです。
授業でサーフィンにもチャレンジ!
英語が得意だったM君はISEC(留学生用の英語コース)に入ることなく、始めから現地の学生と一緒に授業を受けていました。
日本で全くしたことのない教科もあり、英語がわからないだけでなく、課題のやり方も分からないということもあったとか。
そんな時はまず「先生に聞く!」わからないことがある度に聞きに行き、なんとかこなしました。
日本にはない科目の一つが「Outdoor Education」。
普段の授業では環境のことを学び、ターム中に1回ある課外授業ではサーフィンにチャレンジしました。初めてのチャレンジだったけど、波には案外すんなり乗れたそうです。
日本からオーストラリア、そしてアメリカへ!
長期高校留学をスタートしてほんの数カ月で、M君は大学も海外に進学することを決めます。留学を経験して以来、常に新しいことをやっていかないとだめになると感じたそうです。
進学先はカリフォルニア州立大学チャネルアイランド校。
“U.S. News and World Report”誌のランキングで、西部の州立大学トップ22に選ばれたこともあり、教育レベルの高さは国内外で認められています。
キャンパスはロサンゼルスから近く、徒歩10分の場所にビーチもあるので、サーフィンも再開できるかもしれません。
M君の専攻は、全米で著名な教授陣がそろっていることで人気のビジネス。
「将来何をしたいかはまだ決まっていないのですが、ビジネスの勉強を通して学んだことは、色々なところで生かせると思います」と話してくれました。
留学後は自分のことを少し好きになれた
M君の人生を大きく変えるきっかけとなった留学。
留学前に行った学校の壮行会では、みんなの前で「英語を上達したいから留学します」と話していましたが、本音はその時の自分に満足できていなくて、留学すれば人生の何かが変わるのではないか、留学にさえ行けば何かが勝手に変わってくれるのではないかという期待があったそうです。
実際に留学して、その期待は大きく裏切られることになります。
もちろん、日本で会ったことのないような価値観を持った友達ができたり、全く新しい文化に触れたり、色々な経験をして大きく成長したと実感しているけれど、自分から動こうとしなかったら同じような毎日が過ぎるだけ。一方で努力したらその分成長できる環境だったと、話してくれました。
後輩たちへのメッセージ
「僕はもう少し早く気づいて行動すればよかった、と後悔する部分もあるので、後輩たちには躊躇なく挑戦してほしい。たくさん失敗しても、家に帰りたいと思ったとしても、1年後には笑って話せる思い出になるし、自分のことを少し好きになっていると思うから」
出発の一週間前にM君がワオ高校に立ち寄ってくれました。
「まだ実感がわかなくて、、、」と言いつつも、楽しそうに笑う表情からは、楽しみにしていることが伝わってきました。
もうすでにアドバイザーの方と話して履修登録もし、寮の部屋も確保し、準備は万端です。
1年間の留学で大きく変わったM君、これからアメリカで過ごす4年間でさらに大きく、たくましくなることでしょう。今後の彼にも大注目です!