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第1期 卒業生~いよいよ海外大学進学! 渡米直前インタビュー(後編)
ワオ高校転入後の日々
ワオ高校に転入してきたTさん、学校が変わったからと勉強方法が特に変わることはなく、自分でtodoリストを作り、1日のスケジュールを立てて日々勉強に励んだそうです。
転入後加わったことは留学コースが提供していたTOEFL講座。
課題が多く最初の数カ月は宿題をすべてこなすことができない生徒が多い中、Tさんは課題を欠かさず行うことはもちろん、「余力があったらやってね」と言われて出されていたオプション課題もすべてこなしていました。
話し相手は壁→英語カフェ設立へ!
スピーキング力を上げるために活用したのが、なんと哲学の本。
元々考えることが好きだったTさんですが、ワオ高校の教養探究の授業を通して、より哲学に興味を持つようになったそうです。
自分にとって簡単に答えられない質問を壁に向かってひたすら英語で15分ほど話し続ける、というトレーニングを自主的にしていたのだとか。
Tさんは同好会として「英語カフェ(バーチャルキャンパスに集まり、テーマにそって英語でおしゃべり)」を立ち上げたことでも、ワオ高校内では有名ですが、この動機となったのが「もっと英語を話したい」という思い。常に彼女を動かしていたのは、英語と留学にかける情熱でした。
こういった毎日の積み重ねもあり、3年生冬に受けたTOEFLのテストでは、グンとスコアを伸ばしました。
なぜハワイ大学マノア校に?
昔からアメリカに強い憧れを持っていたTさん。
海が近い場所に住み、冬が苦手なことから、自然とアメリカの西海外やハワイにある大学が候補に。留学生の割合や学校の雰囲気、治安、食堂など、色々な分野ごとに大学の情報をスプレッドシートにまとめて進路決定に活用したそうです。
特に食べることは大事にしていて、口コミサイトに書かれていた各大学の食堂への評価が大いに役立ったと教えてくれました。
これらの情報を比べて出願先を絞り、複数の大学に出願をしました。
その中の一つが、Tさんが進学先として決めたハワイ大学マノア校。今までの努力が認められ、奨学金もいただけることになりました。
実は合格後も進学先を決めるまで、かなり悩んだTさん。悩みに悩んで、進学先を決めました。
自分には少し背伸びした学校かなと思っていたハワイ大学マノア校でしたが、合格したこと、そして奨学金をもらえたことで、学校から認められた感じがしてうれしかったからだそうです。
Tさんのように学校から奨学金が支給される生徒が参加するHonor’s Programには、専用の寮があったり、選ばれた教授の授業を少人数で受けられる制度があったり、専門アドバイザーがいてくれるなど、様々なサポートがあります。
Tさんの専攻は心理学。
高校時代から人の心の動きやメンタルヘルスに興味があり、大学ではリサーチを通して知識を広げていきたいと意気込みを語ってくれました。
やりたいことにチャレンジし、とにかく楽しもう!
特に不安なことはなく、「わからないことがあれば人に聞くから大丈夫です!」と明るく笑い、色々な考えの人と知り合うことがとても楽しみだと、渡米を控えたTさんはとても前向きでした。
留学コースの後輩に宛てて「やりたいことをやる!わからない時は聞けばいいし、助けてほしい時には助けてって言う。とにかく今を楽しめばいいんだよ!」と、メッセージももらいました。
常に自分の目標とやるべきことがはっきりとし、充実した高校生活を経て、夢の第一歩を踏み出したTさん。より広い世界にはばたく彼女に、心からのエールを送ります。